舞台「魔法使いの約束 きみに花を、空に魔法を 後編」 感想

5月3日マチネ・ソワレ。

何の情報も入れずに見て来ました。撮って出しの感想。

いろんなことがありすぎて、全部見るとサイコーなのに、序盤のことがどんどん頭から抜けていく…。

まず前回のおさらいパート。私は今回の楽曲の中でこのおさらいパート曲が一番好きかも。

初っ端因縁で脳を焼かれた。準備体操させてください。まっすぐと曲がりくねったの対比にめちゃくちゃいいやんけ〜となる。

幼馴染と縁あるの称号コンビの約束のフレーズがめちゃくちゃ好き。公演通して一番好きなフレーズかも。

傷オエとカインね。傷オエの顔がどんどん曇っていくというか、普段の傷オエってかなり甘えてるんだなという味付けになっていたと思います。本来の彼は傷つけられ、裏切られていて、決して無垢なわけではないんだと感じたんだけど、その上で「やっぱり」という悲しみとか怒りを感じて切なかったな。「死んじゃえ」って子供らしい残酷さを勝手にイメージしただけど、もしかしたら子供のままでいられなかった傷のオーエンの言葉なのかもなと思った。子供らしさというより子供らしさを失っていく方向なんだなと思って、すごくよい味だなと思った。

クロエの「オーエンだからいいなんてことないでしょ」というあたりもよかった。心が強いよ。

この辺ずっとオーエンが人間1年生感があり、見ていてそわそわした。本当に何もわからなくて、できなくて、初めての感情に振り回されてる様が…。意外とちゃんとお祈りだったのですごく良い…。

全体通しておさなながめちゃくちゃ良くてすごく印象に残ってるな。ヒースが命令するところもそうだし、約束の話をするところも。最後のエンディングだと思うんだけどこの2人が背中合わせになってるとマジで最高の絵なので…ありがとう。

フィガロの道楽に対するスノウの「もっと切実なものじゃろ」って言うところも好きなんだよね。そうだよ、もっと切実な祈りだよ。ちょいちょい北のフィガロが隠しきれてないけど、実際どれくらいルチルは気づいてるんだろうなというのと、それでもフィガロが話すまでルチルは聞かないんだろうな。

楽曲でいうとアーサーとオズの曲もいいなと思うシーンが多かった。オズの歌が上手いので、全部がかっこいい。カレトブルッフを召喚するところが好き。

演出だと賢者様にみんなの声が聞こえるシーン、そう来たか〜と思って熱かった。マチネは上手の前方サイドシートだったんだけど、通路演出で中央寄りにアーサーいるのは気づいてたんだけど、ふっと右見たらレノックスのファウストがいてビビった。

魔女ちゃんたちの別れのシーンもぼとっと人形のパーツが落とされるのが不気味で切なかったな…。

あとみんな大好き元相棒は3回くらい該当のオタク死んだのでは…と心配になりました。

物理攻撃のオズ様といい、一言めっちゃ長いフィガロといい、原作にもあるくすっとでからシーンをちゃんと拾ってくれていて、基本ずっとシリアスな中で一服できてよかった。

オヴィシウスの内藤さんがもともと別の舞台で見ていて好きで…って話は前編でもした気がするけど、本当に今回の歌の圧が最高でした。1幕終わり本当によかった。

それでエンディングですよ。

カインがめちゃくちゃ主導権取りやつすぎて笑った。なんかオエちゃんもマウント取ろうとしたけど全然だめではなかったです?

ゲームの印象より数倍カインが爽やかだったので、これは恋に落ちる…となりました。オーエンずっと動揺しててよかったな。動揺してて、でもそんな自分を許せたようなラストで良かった。

エンディング、ファウシノのオタク的にもえもえでした。

とりあえず見たまんまの感想ですが、次は大阪なのでしばらく反芻してます。(配信どうしようかな)

追記

吸って吐いてのリプライズのことを書き忘れていたが、どうしてもここはもえもえな気持ちよりも、「思ったより元気だな」というオモロが勝ってしまったので…。いや、でもほんとこの時のカインにはもうオーエンをひとりぼっちにしない覚悟決まってんだな…