8/24に見に行ってきました。
ネタバレだらけです。
アンナチュラルとMIU404が好きなので見てきました。
一言で言えばとても面白くて、でもその一言では片付けちゃいけないような映画だったなと思います。
物流も倉庫内の業務も全然知らない世界だったので、どこまで忠実なのかわからないけれどへえ〜と思いながら見ていました。
予告や途中までの展開だと「止めない」ことがこの映画の、エレナたちのミッションのように見えるけれど、実は「止める」ことがミッションであるという転回が一番の面白さだったように思います。顧みられなかったものを顧みることで助けられたエンディングといいよくできた話だなーと感じました。
途中まではエレナが本当にサイコパスで、黒幕なんじゃないかとドキドキしていたのですが、そうじゃなくてよかった。いや、それはそれで面白かったと思うんですけど。
アンナチュラル、MIU404組は思ったより出番があってびっくり。両作品のファンとしては嬉しいんですが、完全に何も知らずに見た人の感想がちょっと気になる。志摩と伊吹が相変わらずだったり、UDIラボの面々が元気そうだったりで良かったですね。
ラストは孔があの後どうなってしまうのかわからない、結構怖い終わりだと思っています。「怖かったよね…?」と思わず一緒に行った友達にも聞いてしまったけど。
個人的にイマイチだったなと思ったのが、孔がホワイトハッカーだっていう設定。アンナチュラルもそうなんですけどIT周りの描写が本当にギャグかと言うほどガバガバなんですよね。(まあ監修入ってないだろうし本筋じゃないのでそれはいいんですが)
孔がやったことって普通に不正アクセスで犯罪なので、あえてホワイトハッカー名乗る人間はやらんだろうと思ってしまいました。(前職で絶望したとして倫理観まで手放せるキャラじゃないよなあ…)
まあでもハッカーの岡田将生は見たいですよね…。私も見たいです。