2024年のまとめ。
読書
今年の上半期ずっと調子が悪くて本が読めず、今もあまり本が読めない。なので例年よりも読んだ本は少なめ。
その中で唯一と言っていいほどハマったのが阿部智里の八咫烏シリーズだった。
元々一作目の『烏に単は似合わない』のコミカライズを無料公開かなんかで読んだことはあったし、ずっと読みたかったのだけどなんとなく後回しにしていた本シリーズ。いや、後回しにしてダメでしょと思ったけど同じくらい後回しにして良かったとも思った。本当にいろんなものが楽しめなくて辛かった時期にすごく面白く読めたので…。
『烏に単は似合わない』は後宮ものなのですが、実は二作目以降は全然毛色の違う話である種『烏に単は似合わない』は番外編なんですよね。でもこれが現時点の最新刊の『望月の烏』ですごい回収のされ方をするので…。
はっきりとした主人公はいない作品とはいえ、シリーズで主人公に近いのは雪哉だと思うのだが、私はこの雪哉がめちゃくちゃ好きで…。10代のまだあどけない頃から中年になるまでの彼の変遷がなんかこうたまりませんね。地獄で!
あんまり地獄地獄言うの好きじゃないんですけど、八咫烏シリーズは滅びとそれに抗う地獄の話だから…。
実は全編めちゃくちゃ好きかと言われるとそうでもなく、『玉依姫』当たり前はうーんというところもあったのだが、2部があまりにも面白過ぎる。これまで張ってきた伏線回収が見事すぎて。なので、これから読む人がいたらとりあえず2部までたどり着いてほしい。
ところでこのシリーズが舞台化するなら絶対明留は田村升吾くんで見たいなとまほステ見ていて思った。この話題伝わる人がいるかわからないけど、絶対見たくないですか!?
新しいものではないけれど、1月から斜線堂有紀の『コールミー・バイ・ノーネーム』がドラマ化するということで読みかえしていた。やっぱり好きな話だ。ドラマも楽しみ。
漫画だと新しいものはあまり読めていないけど『あかね囃』や『忘却バッテリー』なんかを楽しく読んでます。『Landreaal』も全巻買ったんだけど、物語が頭に入ってこなくてリタイアしてしまったので来年頑張りたい。
舞台
今年は舞台も乗り切れず全然行っていない。その中でまほステだけは相変わらず追いかけたのと刀ステやハンドレの舞台に行った。2.5次元舞台のある一定以上のものは来るだろうという安心感よ…。
今年の年末の最後にまほステ見れたのが本当に良かったなと思っている。素晴らしい舞台だった。
ゲーム
コンシューマーは全然できず、FF14も課金を辞めてしまった。
そんな中で夏頃はずっと「崩壊スターレイル」をやっていた。何テンポか遅れでピノコニーをやってあまりの面白さにどひゃーとなった。わかりやすいオタクなのでわかると思いますがアベンチュリンが好きです。
あと唐突に麻雀を覚えたくなって麻雀を覚えました。時々雀魂をやっている。役が頭にはいってきてようやく楽しくなってきた。
来年はFF14に復帰してドマ卓に参戦したい。
同人
今年は2冊 + ネヴァオンリーの無配だった。
リクエストをもらったりしてちょっとずつ書いているものの、やっぱり長い話を書けるだけの状態に戻らなくて、同人もゆるゆる終わりになりそうだなという気もしている。(ある程度長い話じゃないと本にしようと思わなくて…)
と言いつつ2月に出す再録本は4年分の念が詰まって472ページになったのでお楽しみに。また再録出せるくらい気が向いたら書きたいなと思う。
というわけで振り返りでした。
今年は苦しいことも多くて、周りの方にもたくさん迷惑をかけてしまったので申し訳なかったです。
何かしていないと不安でしょうがないという性格なので、何かした結果、最近はちょっと上向きなことも良いこともあったので、来年は楽しく過ごせたらと思います。
良いお年を。