まほやくメインスト2部20章感想

19章感想

ひとまず書き残しておきたいところを書き残しておきます。(あんまりゆっくり読み返せてない。週末読み返したら追記したい)

カインとオーエンとアーサーと

「騎士としての魂を売るようなことはしないでくれ」ってアーサーの言葉でもあると思うし、実際オーエンがアーサーにどんな風に伝えたのかはわからなけれど、そこにはオーエンの想いもあるんだろうなーということに気づいてすごいな…となってしまった。

まほやくの物語の中で一番ちゃんとオーエンの本音がカインに向けられたのでは…。

あとはカインがものすごく自然にアーサーが王子だとバレないように行動できるの好き。

「今夜だけだよ、こんなこと」あまりにも…すぎるな。私は常識とか倫理観ずれてる言動が大好きなのでオーエンの暗殺提案めちゃくちゃ興奮しました。人間社会の道理がなにもわかってない…子供に聞かせられない話もわかってない…ふふ。

今回の更新の中で見えてくるジルの人物像って嘘ではないと思うんだけど、もっと別のペルソナがありそうだなと感じた。物語を愛せるからこそリアリストなのかも? 物語のような活躍をする中央の国の騎士や賢者の魔法使いを愛せる一方で、現実は軍人として敵対することに躊躇がなさそうというか…。考えすぎかな。ラスティカに対する態度とか見てると意外とまっとうな人なのかもとも感じましたが。

おさなな…

もう一度約束を。

きちんとヒースクリフとシノが関係を再構築できたのがよかったなと思います。一方でヒースクリフの傷の話をまだしてないのがすごく不穏。今更前のようにはならないと思うけれども。なぜかそわそわする。

ここに限らないのですが、今回の更新終盤の賢者の魔法使いたちのほつれた絆が結び直されて行く描写、温かくて嬉しいんだけど、一方ですごくそわそわする。なにか全部瓦解するんじゃないかと思ってしまう。ラスティカの状況が不穏というのはそうなんだけど、それだけでもない気がする。

ラスティカ……

とうとうラスティカ視点が来てしまった。2部は指揮者としてのラスティカの頼もしさから始まったと思うんですが、ここに来てそれが反転していくのを感じる。実際いまの西の国の面々を見ているとラスティカがいなきゃだめだよ…。

Twitter(と呼び続ける)でも書いてたんだけど、もう太陽と月に愛されたラスティカは戻ってこないのかもしれないし、傷がついたまま生きることは辛いだろうなと思う。それでも傷だらけの体で生きていてほしいんだよと私は願ってしまいます。クロエにも願っていてほしいな。でもそれってすごく残酷だ…。太陽と月に愛されなくてもラスティカを愛してる人はたくさんいるんだなあ。

ザラは一時の幸福が嬉しかったのかな。それともむしろ辛かったのかな。だとしたらあの頃のラスティカはそれをどう思っていたんだろうなということも考えます。

しかし、ラストのBGM演出鳥肌たったけどめちゃくちゃグロテスクじゃないですか。その前のコメディほのぼのパートもわざとだと思うんですけど、すごく居心地が悪い!こういう気持ち悪さみたいなのが漂ってくるのすごいよー。


 

ところで続き…しばらくこないんですかね?

4周年のタイミングを予想していた人もいたけど、いっそ8月毎週更新!とか言い出してもいいよって思ってたんですけど…。(11月までは待てないので助けてほしい)

西の魔法舎編が始まるとしたらそれはそれで面白そうだし、今後のイベントがひとつ物語が進んだ状態で描かれるのも面白いんじゃないかなと思ってます。私は進んでいく物語が好きです。

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