今月のトピック
『東京レイヴンズ』17巻が出た。
昔から私のことを知ってる人はわかると思うのですが、『東京レイヴンズ』は私がもっとも好きな作家あざの耕平さんのシリーズです。完結を目前にした16巻が2018年に出て以降、長らく続きが出ていませんでした。
あざのさんは「K」というアニメの脚本をやってていて、その後もちょいちょい脚本業をやっています。サ終したけれどもコードギアスのソシャゲでもシナリオをやっていたし、外伝小説も書いて出版されているから、完全に音沙汰がなかったわけではない。
とはいえ、東京レイヴンズはずっと出なかった。以前「あんさんぶるガールズ」の小説版後がきで日日日先生がソシャゲは小説よりずっと儲かるという話をしていた。それは事実なんだろうし、孤独な小説執筆より脚本や企画業の方楽しそうにも見えたのでもう小説は書かないのかななんて思ってました。
だからこそ新刊が出ると聞いた時はめちゃくちゃ驚いたし、嬉しかったです。慌てて発売日に休みを入れ、既刊を読み返して17巻に向かいました。
時間は経っていたけれどまた大好きなキャラクターたちに会えたこと、物語の続きが読めたことに感無量でした。
次巻で完結とのことなので、今度はいくらでも信じて待ちます。
今月のもぐもぐ
ダイエットを始めたので今月が最後のコーナーかもしれません。
セララバアドの春コース
ずっと気になっていたお店に行ってこれました。
オモコロで読んでからずっと気になっていたセララバアドさんにインターネットのお友達と行ってきました。
ずっと気になっていたのですが、お値段も含めて敷居が高い。今回は旧Twitterで話題に出していたインターネットのお友達と「行っちゃう?」という流れになり、身を任せて行くことになりました。
代々木上原から徒歩10分ほど。周りがめちゃくちゃ高級住宅街で、マンションみたいな豪邸の前にタクシーが止まっていて、運転手さんが車から降りて待ってるみたいな図に知らん世界や…と思いました。
今回は春のメニューということで小さなメニュー表に沿って出てきますが、全く味の想像ができない!ちなみにこのメニュー表は、パラパラ漫画になってるようです。

私の語彙では伝えられないほど多彩な味や食感、香り、見た目と五感で感じるエンタメでした。そう、これはもう料理ではなくエンタメ。そう思うと2万円over(飲み物含め)もそんなもんかなと思い始めます。
全体的に春霞のかかる風景というのを感じました。高原、海辺、森。自然を浴びる感覚。
前菜がとにかく面白くてなんじゃこれの連続

泡。

霞の中にたたずむ鰆。

デザートも面白い。

ちなみにお店の方から「どこでうちを知ってくれたんですか?」と聞かれて「オモコロです」と答えたらステッカーがもらえました。オモコロで知った人多いようです。
焼肉KINTAN
ボーナスが出たお祝いに行きました。以前会社の金で行って美味しかったので、今度はゆっくりと。


お肉が柔らかくて美味しい。今回もコースにしたのですが、いろんな料理が楽しめて(そして料理が美味しくて)よかった。またボーナス出たら行きたい。
ワイン会
友人宅でのワイン会でした。友人の作ってくれた料理をもぐもぐ。ワインも美味しかったです。
お昼はホタルイカと菜の花のパスタ、春らしい。

夜のメインはホタテ。ガスバーナーのある家いいなー。

今月の読書
東京レイヴンズの他にも以前から追いかけているシリーズがめちゃくちゃ出た3月で忙しかったです。
あとReadsというSNSを始めました。「ranfuyutsuki」でやってるのでやってる人いれば是非フォローしてください。今のところ静かな読書メーターだなと思います。
『キネマ探偵カレイドミステリー〜会縁奇縁のリエナクトメント』斜線堂有紀
久しぶりの新刊といえばこちらもそう。7年ぶりのキネミス新作。
久しぶりに嗄井戸と奈緒崎に会えて本当に嬉しかった!
ジャーロの連載で読んでいた短編もあったのだけど、後半は初見。やはり最後の表題作「会縁奇縁のリエナクトメント」がよかった。2人が出会えて本当に良かった。
『裏世界ピクニック10』
やや繋ぎの印象はあったものの相変わらず面白かった。
「地獄は、地上にしかない」ってセンテンスがすごく好きだなと思った。
今月のエンタメ
映画「ヒプノシスマイク Division Rap Battle」
ヒプマイはかなり初期に一度ハマりかけたものの、すごくツボなキャラがおらずそのままフェードアウトした作品でした。一応チームとしてはハマが好き。
インタラクティブ映画ということでスマホで投票し、その結果が反映されてストーリーが変わるというのはめちゃくちゃ新鮮で面白かったです。
横浜と池袋でそれぞれ見て、それぞれヨコハマとイケブクロの勝利を見届けました。ただどちらも最終結果以外はルートが一緒(一回戦の勝利チームがイケブクロ、ヨコハマ、シブヤ)だったのでやや残念。これもインタラクティブ映画の辛いところ。他のチームの曲も聞きたい。
とにかく楽曲のパワーがすごい。曲もパフォーマンスもかっこよすぎ。ヒプマイ正直設定やストーリーについていけてないのですが、この映画は完全に音楽で黙らせる作品でした。
一応ドラマトラックはさらっと追っているものの、そこまで細かい設定についていけず、簓と左馬刻が同じチームだったの初めて映画で知って「えっ!!!???」となりました。このあたりって何を見たらいいんですか。