2023年書いたものまとめ

書いたもの(WEB + 同人誌)まとめ記事です。

書いた年月でまったく整理できてないのでWEBは普通に抜け漏れありそうだな…と思いつつ、せっかくなのでまとめておきます。(これ忘れてるよってのあれば教えてもらえたら嬉しいです)


 

1月

めっちゃ書いてるな…。(原稿が落ち着いていたので)

あなたが望むなら(望まないとわかっているけど)

レノフィガ。友人からリクエストをもらった話でした。
2023年のストーリーを読んだ結論としては、レノックスはもっと踏み込むかもなという気もするし、フィガロの願いが踏み込まないことであるのならきっと踏み込まないだろうと思います。

Kill or Love

リクエストもらって書いたオリジナルの百合です。Privatter非公開にしたらどこにもないことに気づきさっきブログにあげました。強い女と強い女の百合が好き。

照れ隠し(R-18)

ドラマダの紅蒼。友人のリクエストで書きました。(原作ゲーム自体もクリスマスプレゼントとしてDMMポイントで送ってくれました)
漫画にしてもらってめちゃくちゃ嬉しかったです。
私は髪を洗う・ドライヤーかけるのがめちゃくちゃ好きで、そこから話を作ったせいでファイル名が「ドライヤー.txt」となっており、Pixiv載せるときに全然書いたファイルが見つからなくて焦りました。

忘れないでいて

カイオエ1weekで出した作品でした。たぶん軽めの話をぽんぽん書きたかった期の話。こういうどうしようもない話をしている2人が好き。

雨の日ピクニック

友達にお題出して~って言って書いたルチミス。ルチミス書きたいんですけど、強制力のあるイベントとふわっとしたお題があんまりなく…。お題ください。
可愛い話だなあと思った。

真実に試される

カイオエ1weekのフリー枠で出した殺人事件に遭遇するカイオエ。趣味100%。確か本屋イベのカインのSSRがようやく手元に来たのでカドスト読んだら中央の国って普通に推理物の小説があるんだ…!?となり考えた話だった気がする。私はミステリ育ちなのでわりとどんなCPにも謎を解いてほしい。謎を解くって共同作業だし…真相をどう扱うかは価値観バトルですからね…。
オーエンが普通に悪い奴であってほしい。それでもカインがオーエンのことを好ましく思ってほしい。そしてそのことに苦しんでほしい。そういう気持ちがめちゃくちゃにあった時期ですが、今も普通に思ってますね。

2月

きみしか見えない

カイオエ1weekで書いたバレンタインのカイオエ。前回の「真実に試される」がひどい話だったので、可愛い話を目指して書いたはず。

小料理屋で一杯

なんかのログストかイベストでカインがオズを「飲み友達」と言ってるのに影響を受けた現パロのオズとカインが飲みに行く話。オズとカインの飲み友達本出したかったんですけど、2023年出せなかったので来年出したい…。

夜間飛行

賢者(男)とブラッドリーで空を飛ぶ話。シリーズ化するつもりはなかったけど、21人分空を飛ぶ話を書きたいなと今は思っています。福岡に行くときに飛行機に乗っていて思いついた話でした。

ねこねこパニック

カイオエ1weekで書いたラブコメ。可愛い話を書くときは「可愛い話書くぞ!!!」と気合い入れて書いています。(手癖で書くと可愛くない話になるので)
コメディっぽい話が好きなのであんまり上手くないけどたまに書きたい。

3月

無かもしれない…。6月に向けて原稿してたのかも。

4月

原稿してたっぽい。やっぱり4月ってエイプリールフール設定の話が書きたくなるんだなと思った。(って書いて最後に見返していて、突発同人誌を出したことを思い出した)

朝の先できみを待つ

カイオエ1weekで書いたシ―ローバー・スクアーマのカイオエ。イベント途中で書いたのでダークになってけど、普通にカインもオーエンも元気そう(?)だった。少年2人の脱走劇って「ヘキ」で…。

春の気配

カオPaに出した月花妖異譚のカイオエ。恋の始まり編。月花が一番ラブ度高いカイオエだなあ。

愛に溺れて夜を駆けろ(同人誌/R-18)

オレンジ工房さんのWBC割を使うためにほぼ3日で作った突発同人誌です。完売してた。ありがとうございます!
6月の同人誌に向けて性描写を書く練習をしたいなーみたいな気持ちもあって、最初から最後までエロたっぷり本でした。校正手伝ってくれた友達から「めっちゃえっちだった!」って言われたのがすごく嬉しくて、えっちな同人誌の感想ってこれが一番なのかも…と思いました。
良くない趣味だなと思いつつインモラルな状況でセックスする話が好きです。

5月

原稿と文学フリマ

星は何を繋ぐのか

西師弟ミステリの2作目。西師弟WEBオンリー合わせで公開しました。直前いろいろ忙しくて本当にバタバタだったのですが、メインスト2部がどんどんすごいことになるので公開できてよかった…。2部が終わったからはっきり言えることでもあるけど、ラスティカとクロエの二人旅時代ってクロエに必要な時間ではあって、でもラスティカに守られている日々だったんだろうなということを思っていた。何かを変える時間ではなかったというか。2部を経て否応なしに変化していく師弟が好きだよ…。

埋め合わせ(同人誌)

5月の文学フリマで発行したオリジナルの「死体埋め」合同誌。Twitter(あの頃はTwitterだった)で出したいな~といったら何人か反応してくれたのでがっと作った本でした。めちゃくちゃ面白い1冊ができたなと思っている。
私の書いた「あなたの靴を拾いたかった」は死体埋めもなんですけど、好きだった女の弟とうっかり寝かける女というめちゃくちゃ好きなニッチシチュエーションを書けて良かったです。紫雨と月晴、めちゃくちゃ綺麗な名前だなあと思ってつけた私のセンスを褒めたい。

6月

いっぱい同人誌を出した!

白亜の海で息を継ぐ(同人誌/R-18)

6月の開宴の日で出したカイオエ本です。ネタ出したところからだと半年近く付き合ってた話なのでたぶん今年一番思い入れのある話かもしれない。今まで書いた中で一番長いカイオエ。
この頃の私はオーエンを非処女だと思っていて、これは私が非処女の受がめちゃくちゃ好きというのと、オーエンが誰とでも寝れるけど特に感慨がないみたいな感じだとめちゃくちゃいいなみたいな…。あと普通に恋愛関係や肉体関係で他人を操ることができることには自覚的だろうなとは思ってます。オーエンって考えないことで過去の苦しみを忘れているんじゃないかと思っていて、気づいたら生きていくのしんどそうだなと思っています。そしてそういうのをやらかすのって多分カインなんだよ…。(私はカイオエの相性が2人の主観的には心底最悪だと思っています。)
ずっとえっちなことをしている本なのですが、あんまりハッピーな感じじゃなくてなんか変な本になったなあと思っています。

ふたりの幸福(同人誌/R-18)

同じく開宴の日で出したカイオエ本です。完売済です。ありがとうございます。
最初は無配のつもりでしたが、これ本になる長さだな?となって同人誌にしました。
「村が燃えるのってえっちだなあ」というところで気になってもらった方が多そうですが、最初の無配のつもりだったのは1話目の部分の話です。友人に「これ燃えるの!?」と思わせながら読ませてしまったので申し訳ない…となった。
責任感がないので容易に子どもを弟子にできるオーエンと、責任感で苦々しい顔をしながら面倒を見るカインというのが割と最初に書きたかった話でした。
2話目はなんか…村…燃やしたい…と思って…。「こっちの村が燃えるんだ?」というのも結構身内に言われたんですけど、たぶんミステリ的なひねりを入れようとしすぎなんだよな…。あんまり北の国の人間の話って他国に比べると少なめだし、魔法使いに庇護される存在として描かれがちですけど、北の魔法使いの見せる矜持が人間の彼ら彼女らにも息づいていたらいいなあと思って書きました。ハッピーエンドです。
3話目は6月がジューンブライドだと思い出しました。

傍らの深度(同人誌)

カイオエの短歌本です。インクとか紙で遊びたくていろいろやりました。
表紙が3色刷で、どうしても目を黄色でさあ~合わせたいねえ~と入れたのですが、これでコスト爆上がりなので富豪の目と呼んでました。
短歌は小説より難しいんですけど、気に入った作品ができるとめちゃくちゃ嬉しいです。

開宴の日の無配

8種類くらい書いてランダムで配った。Twitterには上げた気がするけどどこにもまとまっていない。今になるとレア度があっていいのかも…と思ったのでもう再録しないと思います。

これ以上、ないってくらい

ヒースの誕生日ボイスネタのシノとファウストとヒースの話。
メインスト2部のせいでシノのことがめちゃくちゃ好きでしょうがなくなり始めた頃に書いた。さっき見たら2ページ目をサイトに持ってこれていなかった。(直しました)

鳥のように

賢者(女)とルチルで空を飛ぶ話。これは私が北海道に行ったときに書いたやつです。夕焼けが綺麗だった。自由に飛ぶことができるのに、それを押しとどめる優しさと強さをルチルだと思っている。

7月

夏の原稿をしていた。あとサイトをここに引っ越した。

8月

めちゃくちゃスランプで苦しかった。

サマーメモリー(同人誌/R-18)

8月インテの新刊でした。こちらも通販完売しているようでした。表紙先行入稿でものすごく苦しんだのでもうやりたくない。
メインスト2部を読んで、オーエン普通にうぶかもしれん…みたいな感じで、なんかこう…「原作を読みこんで今までの解釈を反省しました…」みたいな気持ちで書いていた。(いや、それはそれとして私は非処女のオーエンがめちゃくちゃ好きなのでこれからも書くけど…!)
本文は苦しんだけど、表紙の透ける箔を使いたくて表紙は比較的するっとできた。
何回言うんだという感じなのですが、本当に小説が書けなくて苦しんでいたので書いては没にしていたので倍くらい書いてます。今読み返すとそこまで悪くないというか結構好きだなと思います。
うたたねをするカインを見ているオーエンというのと、オーエンが寝てる横で本を読んでるカインというのが密かなもえもえシチュエーションです。

本と魔法使い

インテの無配でした。なんかスランプが極まって軽めでとにかく書けそうな話を書きたいという気持ちで…。
こういう日常みたいな話を書くのが好きなのでまた何かテーマを決めて書きたいと思っています。あとめっちゃ余ってるので思いっきり「2023 SUMMER」って書いてるけど来年も配ります。

9月

相変わらずスランプ

終わりのときまで

カイオエ1weekで書いた作品。雪待ちのラプソディが好き、寂しい話が好き。マジで全然書けない時期だったので手癖100%です。

別れのない朝

カイオエ1weekで書いた作品。これも本当に凝らずに書いた話だけど、読み返すと好きだな…となりました。

10月

退職前の有給消化でめちゃくちゃ書けると思いきやスランプど真ん中。

今日だけは子供なきみ

カイオエ1weekの参加作品。スランプだったけど、この話は書いたときから結構気に入ってました。深刻すぎない話が書けるときは調子がいいとき。このオズがめちゃくちゃ好き。

永久の旅人

賢者(男)とフィガロで空を飛ぶ話。これは台湾に行ったときに書いた話。珍しく明るいうちの便だった。なにもかも去っていくことが寂しくなくなったらフィガロの幸福なのかも。

絵画の少女はどこで微笑む

西師弟ミステリの3話目。スランプ極まっていたときなので、正直全部書き直したい気持ちもありますが、これを10月中に書ききるぞと集中したことで救われた気持ちもある。2組の師弟の物語いろいろと考えているので2024年は完結させたいです。あと2話。

Remedy

カイオエ1weekで書いたお話。微かにスランプから抜け出せるような気がした。タイトルは坂本真綾の「Remedy」から。これもオーエンって真面目に感情に向き合ったら心底辛そうみたいな気持ちで書いていた。

11月

唐突になんかいろいろ書く元気湧いた。

あなたが生まれた日(R-18)

カオPa合わせで書いたオーエンが生まれた日の話(カイオエ)。私はオーエンが生まれた日って出生した日もそうなんだけど、北の魔法使いとして目覚めた日(=おそらく夢の森が生まれた日)なのではないかなあと思っていたのでそういう話です。
あと花が降ってくる話をどのジャンルでも書いていて好きなんだなあと思いながらまた書きました。
体から花が生えてくる、花が性感帯になっている、花が増える。全部えっちだな~と思っていたけど、話に組み込むの大変だった。

使われなかったリボンと、それを思い出すある夜の話

カイオエ1week参加作品。魔法舎の飲み会のシーン書いていてめちゃくちゃ楽しくて最初から最後まで楽しく書けた話でした。いいことだなあ。メインの2人以外のキャラクターも書く方が筆が乗る感じがして好きなのですが、無限に長くなる。

Unlocked room

ずっと書きたいなと思っていた出られない部屋のカイオエ。出られない部屋のオーエンって普通に可哀想で興奮するので…。オーエンは最終的に一人で扉ぶち破って出られるよと思っているけど、「帰ろうよ」って手を伸ばしてくれるのはカインだと思っている。そういうカイオエが好きです。

気まぐれのフェアリーテイル

2部を経てのルチミス。ミスラの「選ばれなかった」という言葉がずっとぐるぐるしていた考えていた。でも彼の気持ちをルチルが救う義理もないんだよなと思っている。ルチルはチレッタではないので。それでも勝手に期待して勝手に嬉しくなるということが切なくて好きだなあと思っている。ルチミスのサビ。

12月

原稿を!している!

別れについて

4周年ストのミスラのことをずっと考えていて書いた話。整理できたようなまだぐるぐるしているような。
ミスラははじめ渡し守として死者と生者に別れを与えるもので、そのころの彼には別れに痛みなんてなかったと思うんですけど、そこからすこしずつ味わっていく痛みのことを考えている。
4周年ストの後に王城夕紀の『マレ・サカチのたったひとつの贈物』という小説を読みかえしていて、かなり影響が残っています。この小説は別れを描いた私にとって好きな本の一冊です。

サンタクロース大作戦!

カイオエ1weekの話。季節ネタは結構可愛い話を書くぞ!と思っています。「恋人はサンタクロース」って歌いながら書いていました。好きな人が嬉しいと嬉しいねえ(モーニング娘。か?)


 

途中かなり書く気力を失っていたわりに結構書いてるじゃん…。

短めの話のほうが得意なので本数はともかく特別筆が速いほうではないと思うのですが、こうしてみると頑張ったなと思います。

感想文を書くのも好きなのですが、二次創作小説という形で感想とか感情を吐き出すのっていいな…と思って書いています。そういう意味ではスランプになりつつ、まほやくは2部クライマックスでめちゃくちゃ気持ちが盛り上がって書いていたなあという感じです。

あと初めて文学フリマに出て久しぶりにオリジナルの小説を書けて楽しかったです。年1くらいでなにか書きたい気持ちとネタはあるので来年頑張りたいです。2024年はとりあえず12月の文学フリマ東京には出たいです。(5月はちょっと仕事の都合で厳しく…)

「読んだよ!」と言ってもらえたり、原稿中に応援してもらえるのすごく嬉しいです。いつもありがとうございます。
これからももしよければ気が向いたときにでも何か読んでもらえたら嬉しいです。